第二次世界大戦 太平洋戦争 終戦記念日

こんにちは 中谷です。

今日は第二次世界大戦(太平洋戦争)の終戦記念日です。

76年前の1945年8月15日の正午、日本はポツダム宣言を受け入れ無条件降伏したことを、昭和天皇の肉声でラジオを通じて国民に伝えられました。

犠牲者は270万人~300万人と言われています。
もちろん戦場での死もあれば、原爆投下(広島原爆での死者は5年後まで入れると20数万人・長崎は10数万人)、空爆などのよって亡くなった方も多くいます。犠牲者、行方不明者の270万人のうち、軍人は174万人で残りの100万人は民間人と言われています。

さて、先日祖父母の家を整理していると、後世に残さねばならないとても歴史を感じさせるものと出会いました。


おそらく、祖父が軍隊に入隊する時に頂いたものなのでしょう。

軍隊に入隊しなければならない祖父はどんな気持ちでこれを受けっとたのだろう、送り出さなければならない曽祖母の気持ちはどうだったのだろうかと考えると、胸がグッと締め付けられました。祖父が元気だった頃、軍隊に入隊した時の話をしてくれたことを思い出しました。

終戦後、祖父は無事に帰ってきたのですが、曽祖父と兄は戦死…。
実は写真に納めてくるのを忘れたのですが、祖父の兄が戦地に赴く前に祖父宛に書いた手紙も読むことができました。
私の母はこの手紙を見て「じぃちゃんが大事にしてたから亡くなった時に持たせてやりたかったけど、その時は見つけられなくて」と言っていましたが、これはこれで、世の中に現存する76年以上も前の手紙ですから、戦争の悲惨さを伝えていく貴重な物だと思うので、大切にしておいてもいいんじゃなかと思いました。

76年という時が流れて、戦争を体験した方はとても少なくなりました。
当然ですが私は戦争を体験したことはなく、報道で観る程度の、遠い国で起こっている事で自分達には関係がないというような認識も無い訳ではありません。
でも、家族が戦地に赴いた事実を目の当たりにすることで、これからも戦争は絶対してはいけないと再認識しました。
先人に敬意を表して…。
黙祷。