ケアプランセンター安暖手西宮の沢 藤島です
今月は認知症サポーターのお話をしようと思います。
「認知症サポーター」とは、認知症に関する知識と理解を持ち、認知症の本人と家族が必要としている支援を、できる範囲で行う人たちのことです。認知症サポーターになるために特別なスキルは必要なく、養成講座を受けるだけで誰でもなることができます。
そして、安暖手で働く私たちも、講師の方をお招きして養成講座を年に一度ほど受講しておりました。この2年ほど新型コロナウイルスの感染拡大予防のため行っておりませんでしたが、今年は久しぶりに開催となります。
カリキュラム内容は、「認知症とは何か」という話から始まり、認知症を発症すると現れる中核症状やBPSDについても触れます。
物忘れや妄想、徘徊などの代表的な症状はもちろん、認知症のタイプによっても現れる症状が違うことなど、認知症の基本を知るのが講座の内容です。
続いて、認知症の診断方法や治療法、予防法について、さらに認知症の方に接するときの心構えや、介護者の気持ちについて学びます。
最後に「認知症サポーターの役割」「認知症サポーターの活動内容」などの項目について学び、一連の講座は終了です。
終了するとこのようなカードがもらえるようです。
感染拡大予防のため、なかなかこのような研修の開催が難しい時期が続いておりましたが、ZOOMを利用したり、対面の研修も少しずつ再開になっているので、積極的に参加して行きたいと思います。