熱中症

昨日14日は全国各地で今年一番の暑さとなり、熱中症とみられる症状で3人が死亡し937人が緊急搬送されました。

熱中症とは、運動や暑熱から起こる体の障害の総称で、熱射病や日射病と呼ばれているものは、重症の熱中症のことです。医学的にいう熱射病は、視床下部の体温を正常に保とうとする機能が低下して、汗がとまってしまい、体温が40℃を超えて、そのままでは死に至る極めて緊急性の高い状態を指します。このうち、太陽光がその一因となるものを日射病といいます。

人間の体は、皮膚からの放熱や発汗によって体温を下げますが、外気が皮膚温以上の時や湿度が非常に高いと、放熱や発汗ができにくくなり、熱中症を引き起こします。特に体温調節機能が低下している高齢者は熱射病に陥りやすいとされています。

また、熱中症は、軽症の熱けいれん、中等症の熱疲労、重症の熱射病の3つに分類されます。症状は、頭痛や疲労感を主とすることから、俗に「暑気あたり」といわれる状態や、筋肉がこむら返りを起こす熱けいれん、脱水が主体で頭痛や吐き気をもよおす熱疲労、体温が40℃を超え、意識がなくなる最重症の熱射病までさまざまです。

応急措置の基本としては次の3つの方法があります。

(1)休息

体を冷却しやすいように衣服をゆるめ、安静にします。

(2)冷却

涼しい場所で休ませます。風通しのよい日陰、クーラーの効いた部屋に移動します。また、氷嚢、氷塊などで腋の下、首のまわり、脚の付け根などを冷やし、血液循環を通じて体温を早く冷まします。

(3)水分補給

意識がはっきりしていれば、水分補給(スポーツドリンク)を行います。意識障害や吐き気がある場合は、医療機関での輸液が必要で、救急車を呼んで至急医療施設へ搬送します。

安暖手でも、職員はその日の気温に係わらず、常に利用者様に目を配り、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をするよう利用者様にお声掛けをして、熱中症対策をしております。