2015年の夏至は、6月22日となっています。
夏至の算出方法は簡単に言うと、西暦を4で割った余りの数が日にちになるため、4の倍数の年であるうるう年を基準(0)として計算します。365日の超過分が毎年蓄積され、うるう年でリセットされる形となっています。
これにより、ここ数年は6月22日が夏至となった翌年がうるう年になっていることがわかっています。
しかし、2020年以降2055年までは夏至の日は全て6月21日となっています。
また2056年からは6月20日が夏至になる日も現れます。
さらに過去には6月23日に夏至だったこともあったようですが、1904年~2055年までは6月21日もしくは22日になることが多いようです。
皆さん、おわかりだと思いますが、夏至とは、一年で一番昼が長い日のことを言います。
二十四節気の一つで、暦上ではそれが起こる日を指しますが、天文学的には太陽が夏至点を通過する瞬間の時刻を指すこともあります。昼や夜の長さで季節の変わり目を知るという意味では、春分・秋分・冬至などもありますよね。
一方、一年で昼が最も短い日を冬至と言いますが、東京で昼時間の長さを比べると夏至と冬至では5時間もの差があるそうです。
夏至は日本独自の物ではなく、世界各国で一つの基準日として考えられています。特に冬が長い北欧では、夏至の日にはお祭りをするほど待ち焦がれた日になっているようです。そういった意味では北海道の夏も待ち遠しいもので、夏至を境に暑くても「夏らしい夏」を期待してしまう方も多いのではないでしょうか。