24時間定期巡回訪問サービスの中川と申します。
私事ではありますが、私の家にあるサイドテーブルの話でございます。
普段、目覚まし時計とかティッシュとかを置いているのですが、この日は赤ワインが置いてありました。
この赤ワインは今年6月に東北に遊びに行った時に恩人がやっているレストランに行き、帰り際にプレゼントしてくれたもので、とても美味しかったです。
話が変わりましたが…、サイドテーブルの話です。
実はこのサイドテーブルが、福祉的にとても役に立つのです。
私は年に数回、福祉施設にボランティアで遊びに行きます。
目的はLIVEをすることです。
その際、私はこのサイドテーブルを持って行きます。
サイドテーブルは、カホンと呼ばれるパーカッションの一種に変身し、私はそれに跨ります。
少し髪も伸びてきたので……、カホンに跨りサングラスをかけて、ちょっとだけスペシャルなリズムを叩き出すと、福祉施設の利用者様やご家族様からは“アーティストですか?”とか“ミュージシャンですか?”と言われ、私はいつもご満悦です。
基本、練習やリハーサルに参加する時間が最近はないので、即興で本番に挑んでいます。
ここ数年、彼はMr.Xと呼ばれています。常にアドリブで彼には失敗がないので。
利用者様は時には笑顔で、時には歌に合わせて唄ったり手拍子したり、時には泣いたりと……音楽やる者としては至福のレスポンスが帰ってくるので、私の方が癒される状況になっています。
これから、年末になるとまた、このサイドテーブルが活躍する機会が多くなってきます。
LIVEが終わると、大勢の方たちから握手を求められて“ありがとう”と言われる……こういう経験をさせていただき、いつもありがたく思います。
生きてて良かったと思わせてくれます。
人の為に生きようとすることが結局は自分の為に生きていることになるという結論で、長々としたつまらない私事を終了させていただきます。